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JavaScriptのパッケージマネージャー『yarn』のインストール手順をわかりやすく解説

2022-08-06

先日、M2のMacBook Airを購入。

開発環境を構築する際に、Vue.jsを使用するのでJavaScriptのパッケージマネージャーである yarn をインストールした。

その際に改めて調べた内容やインストール手順を記事として整理したので、解説していく。

yarnとは

JavaScriptのパッケージマネージャーの一つ。

2016年にFacebookが開発したものであり、有名な『npm』と互換性がある。

npm』とは、Node.jsのパッケージマネージャーであり Node Package Manager の略。

余談だが、Googleで『yarn』と調べると毛糸のイラストが出てくる。

編み物という意味があるらしい。

npmとの比較

yarn は以下の理由等で npm より優れているとよく言われる。

メリット

  • 実行速度が速い
  • コマンド体系が簡潔でわかりやすい
  • yarn.lockによるパッケージとバージョン管理
  • 環境構築が容易になる
  • package.jsonが使用できるため、npmと併用が可能

特にこだわりがないのであれば、yarnを使うことをオススメする。

インストール手順

事前準備

本記事の手順では、MacOSのパッケージマネージャーとしてよく使われる『Homebrew』を使用する。

Homebrewのインストールが未対応の場合は別途インストールが必要だ。

CHECK
【保存版・M2対応】パッケージマネージャー『Homebrew』のインストール方法を解説

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nodeインストール

Homebrewのコマンドにて、Node.jsをインストールするために必要なnodebrewをインストール。

brew install nodebrew

以下のコマンドにて、最新の安定版のnodeをインストール。

nodebrew install-binary stable

以下のようなエラーが出る場合は『.nodebrew/src』ディレクトリを事前に作成する必要がある。

% nodebrew install-binary stable
Fetching: https://nodejs.org/dist/v18.7.0/node-v18.7.0-darwin-arm64.tar.gz
Warning: Failed to create the file 
Warning: /Users/hoge/.nodebrew/src/v18.7.0/node-v18.7.0-darwin-arm64.tar.gz
Warning: : No such file or directory
curl: (23) Failure writing output to destination

download failed: https://nodejs.org/dist/v18.7.0/node-v18.7.0-darwin-arm64.tar.gz

続いて、インストール可能なバージョンを確認する。

nodebrew ls-remote

現在使用しているバージョンを確認。

nodebrew ls
% nodebrew ls
v18.7.0

current: none

上記のように、出力結果がnoneとなっている場合は、使用するバージョンを指定する。

nodebrew use {使用するバージョン(例:v18.7.0)}

~/.zshrcに以下を記載してパスを通す必要がある。(使用しているシェルに応じて追記が必要。)

export PATH="$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH"

node / npm が実行できることを確認する。

% node -v
v18.7.0
% npm -v
8.15.0

yarnインストール

npmコマンドにて yarn をインストールする。

npm install --global yarn

インストールされ、yarn コマンドが実行できることを確認。

yarn --version

package.jsonを作成。対話形式で入力を求められるので必要に応じて入力する。

yarn init

プロジェクト等で package.json / yarn.lock をgit管理している場合は init で初期設定をする必要はない。

以上でインストール手順は完了となる。

yarn install / yarn add 等のコマンドでパッケージのインストールをしてみよう。

まとめ

今回は『yarn』のインストール手順を紹介した。

環境構築やパッケージマネージャーを見直す機会などの参考になると幸いだ。

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詳細が気になる方は、合わせてご覧いただきたい。

最後まで目を通していただき、ありがとうございました。

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