コマンド紹介！Ubuntu（ウブンツ）のバージョン確認方法・手順を4パターン解説します！

Linuxを利用するにあたってディストリビューションである『Ubuntu（ウブンツ）』を使用しているケースも多いかと思います。

私も開発環境でUbuntuを使用しているため、備忘として記事を残しておきます。

この記事では、Ubuntuのバージョンを確認する方法を4つ紹介しているので、参考にしてみてください。

本サイトでは他にもプログラミングやシステム開発などの情報を公開しています。

lsb_release コマンド

まずはじめに、lsb_releaseコマンドを使用した場合です。

オプションに「-d」を付けて実行してみましょう。

以下のようにUbuntuのバージョンを確認することができます。

$ lsb_release -d
Description:    Ubuntu 20.04.1 LTS

オプションに「-a」「--all」と付けるとバージョン以外の情報も表示されます。

$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Ubuntu
Description:    Ubuntu 20.04.1 LTS
Release:        20.04
Codename:       focal

lsbとは「Linux Standard Base」の略。利用中の Linux ディストリビューションおよび Linux Standard Base との互換性の識別を補助するためのシンプルなツール。

hostnamectl コマンド

hostnamectlコマンドは、ホスト名を確認および設定したりする際に使用するコマンドです。

実際に実行すると、hostnameやIDなど他の情報も表示されます。

その中で以下のようにバージョンも表示されることを確認できます。

$ hostnamectl
.
.
Operating System: Ubuntu 20.04.1 LTS
.
.

/etc/issue ファイルを確認

/etc配下にあるissueファイルをcatコマンドで確認します。

ログイン時に表示されるメッセージが書かれているファイルです。

特に編集を加えていない場合は、以下のような表示を確認できます。

$ cat /etc/issue
Ubuntu 20.04.1 LTS \n \l

/etc/os-release ファイルを確認

/etc配下にあるos-releaseファイルをcatコマンドで確認します。

OSのバーション等の情報を確認することができます。

$ cat /etc/os-release
NAME="Ubuntu"
VERSION="20.04.1 LTS (Focal Fossa)"
ID=ubuntu
ID_LIKE=debian
PRETTY_NAME="Ubuntu 20.04.1 LTS"
VERSION_ID="20.04"
HOME_URL="https://www.ubuntu.com/"
SUPPORT_URL="https://help.ubuntu.com/"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.launchpad.net/ubuntu/"
PRIVACY_POLICY_URL="https://www.ubuntu.com/legal/terms-and-policies/privacy-policy"
VERSION_CODENAME=focal
UBUNTU_CODENAME=focal

まとめ

以上、Ubuntuのバージョンを確認する方法をご紹介しました。

コマンドラインから簡単に確認ができるので、ぜひ試してみてください。

最後まで目を通していただき、ありがとうございました。