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【スカウト】手札の上下と順番を変えることが禁止の大富豪系!?

当記事で紹介するボードゲームはこちら!

『スカウト』

難易度  :
重さ   :
デザイン :
リプレイ性:
言語依存 :
総評   :

※筆者の主観が含まれます。実際に遊ぶことをオススメします。

目次を確認して、気になるところから読もう!

概要

商品情報

タイトル(Title)スカウト(SCOUT)
プレイ人数(Players)2〜5人
プレイ時間(Playing Time)約20分
対象年齢(Age)9歳以上
ゲームデザイン(Designer)梶野 桂
アートワーク(Artist)佐々木 隼, 小松崎理恵
メーカー(Publisher)オインクゲームズ など
発売日(Release)2021年
価格(Price)2,970円(税込)
※執筆時点の情報のため変更されている可能性があります。最新情報は公式ページ等をご覧ください。

BGG(BoardGameGeek)

BGGとは、様々なボードゲームのデータが集約されているサイト(英語)だよ!

ランキング(Board Game Rank)108位
レート(Geek Rating)7.5
重さ(Weight)1.4 / 5.0
※執筆時点の情報のため変更されている可能性があります。最新情報はBGGをご覧ください。

どのようなゲーム?

ざっくり言うと・・・

手札を並び替えることができない制約の中、数字をつなげてカードをプレイ!

2022年ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品にもなった大人気カードゲーム。

サーカスがテーマとなっており、必要な団員をスカウトしたり、ショーを組んだりする。

大富豪系(クライミング)と言われる理由は、自分の手番で直前に出されたカードより強いカードを出していくからだ。

カードには上下で異なる数字が書かれており、配られたタイミングで上下どちらかを選択してゲームを開始するという面白い仕組み。

しかも、カードの順番は変更することができない。

この制約の中で、数字の連番や同数の組み合わせを作ってプレイしていく。

内容物

オレンジと紫がいい感じに配色されたアートワーク。

箱のサイズは横6.5×縦11cmほど。『プトレミー』や『ムーンリープ』と比較すると、一回り小さいくらいのサイズ感。

コンポーネント

箱と同様、オレンジと紫でデザインされたチップが大量!

カードは数字ごとに色が決まっており、上下の数字が一目で分かるように工夫されている。

コンポーネント一覧

  • カード:45枚
  • スカウトチップ:23枚
  • 得点チップ:30枚
  • スカウト&ショーチップ:5枚
  • スタートプレイヤーマーカー:1枚
  • ルールブック:2冊(日本語・英語)

スリーブ

紙製のカード類は、遊んでいると段々と傷や汚れが蓄積されてしまう。

綺麗に保管して、長く遊べるようにするためにも、スリーブを付けて保護することを強くオススメする。

透明なスリーブであればボードゲームの世界観を崩すこともないし、個人的にはスリーブに入っているカードはかっこよくて好みだ。

スリーブを付けた状態でも一応収納は可能。ただ、分厚いハードスリーブだと収納が大変になってしまうだろう・・・

ルール

ルールの概要を説明するにあたって、初めにゲームの目的や勝利条件、どのような状態になったらゲームが終了するかを明確化する。

筆者の個人的な考えだが、『目的がわからない』・『終わりが見えない』状態でルールや流れを説明しても、聞いている側はイメージするのが難しい。

何事も目的を理解した上で、全体像がイメージできると良いだろう。

詳細はルールブックを参照

正確な情報を記載するようにしていますが、筆者の解釈に誤りがある可能性がありますので、ご了承ください。詳細な情報については、同梱されているルールブック等をご確認ください。

ゲームの目的・勝利条件

ざっくり言うと・・・

各ラウンドで手札のカードを出しながら得点を獲得する。すべて出し切ることを目指す。

いくつか得点要素があり、最終的に得点が一番多い人の勝利。

終了条件

ざっくり言うと・・・

人数と同じラウンド数を終えるとゲーム終了。

プレイ人数によって変化する形式。4人プレイであれば4ラウンド行うことになる。

全体の流れ

詳細はルールブックを参照

ゲームの準備については触れませんので、同梱されているルールブック等を参照してください。
プレイする人数によって、使用するカードに違いがあります。

アクション

自分の手番では以下のいずれかのアクションを実行する。

  1. ショー
    場札(直前に出されたカードの組み合わせ)より強いカードの組み合わせを手札から公開する。
    手札の中で「数字が連続するカード(3, 4, 5など)」または「同数のカード(7, 7など)」の組み合わせのみ出すことができ、カードを公開した場合は場札のカードをすべて獲得して手元に置く。(手札には加えない。)
  2. スカウト
    場札からカードを1枚獲得して自分の手札の任意の場所・向きで差し込む。
    場札のカードを出した人はスカウトチップを獲得する。
  3. スカウト&ショー
    スカウト&ショーチップを支払うことで、場札をスカウト後、続けてショーを行う。
    各プレイヤーは各ラウンド中に一度だけ実行可能。

場札より強い組み合わせ

組み合わせの強さを判定する基準は以下。

  • 枚数:枚数が多い方が強い。
    (例)「3, 3」より「3, 4, 5」の方が強い。
  • 種類:連番より同数の方が強い。
    (例)「3, 4, 5」より「3, 3, 3」の方が強い。
  • 数字:枚数と種類が同じ場合は小さい数字を比較して大きい方が強い。
    (例)「3, 4, 5」より「4, 5, 6」の方が強い。

ソロプレイ

残念ながら最低プレイ人数は2人からのため、ソロプレイでは遊べない。

2人プレイ時はルールが大きく変わるため注意が必要だ。

注意事項

エラッタ

  • 執筆時点において、特になし。

プレイした感想

個人的な感想のため参考程度に。

実際にプレイしてみて・・・

手札の状態に応じて臨機応変に!きれいに揃えてショーできると気持ちいい!

良かった点

  • オインクゲームズの小箱ということもあり、アートワークが魅力的で持ち運びにも最適。
  • 上下に数字が書かれていて手札の並び替えができないという仕組みが非常に面白い&悩ましい。テンポよくできるカードゲームなので万人にオススメ。

気になった点

  • 2人でも遊べるがルールに変更がある。人数は多い方が面白かった印象だ。BGGのベストプレイ人数も4人となっている。
  • スリーブを付けると収納がパンパン。
  • 得点チップが両面仕様となっており、各面で得点の数字が異なる。意図せず裏返してしまうと得点が変わってしまう。

プレイ時のコツ

  • カードをシャッフルするときは上下もバラバラになるようにシャッフルしよう。
  • スカウト&ショーはゲーム中に一度ではなくラウンド中に一回実行できる。実行せずにラウンドが終わってしまうケースがよくあるので、実行するタイミングを見極めよう。
  • いずれかのプレイヤーが手札を出し切るとラウンドが終了する。悠長にスカウトばっかりしていると自分だけカードを全然に出せずに終わってしまう。

関連製品

『スカウト』に拡張はないため関連製品を紹介するぞ。

スカウト:ワンモアゲーム版

ワンモアゲームから2019年に発売された『スカウト!(SCOUT!)』。

ワンモアゲームから生産中止となってしまったが、オインクゲームズから発売される形に。

アートワークはワンモアゲーム版を踏襲しているため、オインクゲームズ版とは異なり、スコアシートも追加されている。

14周年記念カードスタンド:オインクゲームズ

ゲームマーケットやオンラインショップの購入特典として限定配布されたカードスタンド。

カードスタンドとしてはサイズが小さいので、使い勝手は悪いかもしれない。

CHECK
【感謝】オインクゲームズ14周年でカードスタンドを配布

「オインクゲームズ」が14周年を記念して配布したカードスタンドを紹介。ゲームマーケットや公式オンラインショップの購入特典として、のし袋とカードスタンドがプレゼントされる。木製で見た目が可愛いデザインとなっているので気になる方は要チェック!

続きを見る

まとめ

BGGでランキング上位に入っている『スカウト』を紹介した。

きれいなアートワーク、ルールも簡単、テンポもよくて面白いなど、小箱の中でも非常にオススメの作品。

当記事が”君”のボードゲームライフに多少なりとも貢献できたのであれば幸いだ。

最後まで目を通していただき、本当にありがとう。またどこかで会おう!

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