当記事で紹介するボードゲームはこちら!
『ポコン!』
難易度 :
重さ :
デザイン :
リプレイ性:
言語依存 :
総評 :
※筆者の主観が含まれます。実際に遊ぶことをオススメします。
目次を確認して、気になるところから読もう!
概要
商品情報
タイトル(Title) | ポコン!(Pocon!) |
プレイ人数(Players) | 2人または4人 |
プレイ時間(Playing Time) | 約15分 |
対象年齢(Age) | 6歳以上 |
ゲームデザイン(Designer) | 臼井大、戸井猛道 |
アートワーク(Artist) | 夢眠ねむ |
メーカー(Publisher) | アークライトゲームズ など |
発売日(Release) | 2021年6月 |
価格(Price) | 3,300円(税込) |
BGG(BoardGameGeek)
BGGとは、様々なボードゲームのデータが集約されているサイト(英語)だよ!
ランキング(Board Game Rank) | データなし |
レート(Geek Rating) | データなし |
重さ(Weight) | データなし |
どのようなゲーム?
ざっくり言うと・・・
オセロ(リバーシ)のアレンジゲーム!両面同じコマがあるため、本家にはない駆け引きが発生する!
「たぬき vs きつね」の化かし合い陣取りゲーム。
オセロのアレンジゲームなので、自分のコマ同士で相手のコマを挟むと、裏返して自分のコマにできる。
ただし、両面同じコマがあるため、裏返しても自分のコマにならない場合があるのだ!
どのコマが両面同じなのか、どこにどのタイミングで配置すべきなのか、普通のオセロにはない駆け引きが楽しめる作品。
内容物
箱
箱にはミント色のたぬき『たぬきゅん』とオレンジ色のきつね『きつねどん』が書かれている。
サイズは横21.5×縦16.5cmほどで、『キャット・イン・ザ・ボックス』より一回り大きいくらいのサイズ感。
コンポーネント
コンポーネントの一覧は以下の通り。
ボードのサイズに対してタイル数は少ない。プラスチックのタイルなので、厚みや高級感もある。
コンポーネント一覧
- ゲームボード:1枚
- ポコンタイル:16枚
- ポポンタイル(たぬきゅん):4枚
- ココンタイル(きつねどん):4枚
- ドロンマーカー:8枚
- 先手マーカー:1枚
- 説明書:2枚(ワイワイルール、ひっかけルール)
箱には仕切りがあるため、ボードを含めてコンポーネントはきれいに収まる。
サイズもコンパクトなので、持ち運びにもて適している。
ルール
ルールの概要を説明するにあたって、初めにゲームの目的や勝利条件、どのような状態になったらゲームが終了するかを明確化する。
筆者の個人的な考えだが、『目的がわからない』・『終わりが見えない』状態でルールや流れを説明しても、聞いている側はイメージするのが難しい。
何事も目的を理解した上で、全体像がイメージできると良いだろう。
詳細はルールブックを参照
正確な情報を記載するようにしていますが、筆者の解釈に誤りがある可能性がありますので、ご了承ください。詳細な情報については、同梱されているルールブック等をご確認ください。
ゲームの目的
ざっくり言うと・・・
点数勝負!主に自分のタイルが点数となるので、自分のタイルを増やそう。
オセロと同様にタイル枚数が多い方が勝利となる。
ただし、先攻はタイルの枚数に加えて、3点加算される仕組みだ。
終了条件
ざっくり言うと・・・
タイルを置き切ると終了。
お互いがタイルをすべて置いた時点でゲームが終了となり、得点計算に入る。
全体の流れ
詳細はルールブックを参照
ゲームの準備については触れませんので、同梱されているルールブック等を参照してください。
ルールが2種類あり、以降は「ワイワイルール」を基準に記載しています。
1. タイルの配置
自分のタイルの山から1枚引き、裏面を確認せずに配置する。
タイルは相手のタイルを挟める(裏返しにできる)位置にしか置けない。
置けない場合、タイルは捨てて手番を終える。
2. タイルを裏返す
挟んだタイルを1枚ずつ裏返していく。
複数枚が対象の場合、必ず今置いたタイルに隣接するタイルから近い順に裏返す。
複数列が対象の場合、任意の列から順番に裏返す。
3. 両面同じタイルの場合は手番が終了
相手のタイルを裏返した際に、両面が同じタイル(ポポンタイル、ココンタイル)場合、残りのタイルを裏返すことはできず、即座に手番が終了する。
つまり、裏返していく途中で両面同じタイルを引いてしまうと、裏返せたはずの残りのタイルを裏返すことができないという仕組み。
ワイワイルールの場合、両面同じタイルがめくられるとドロンマーカーが置かれるので、両面タイルの位置を記憶する必要はない。
ソロプレイ
残念ながら最低プレイ人数は2人からのため、ソロプレイでは遊べない。
2人用のボードゲームであれば、『ローゼンケーニッヒ』などもオススメなので、気になる方はチェックしてみてほしい。
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【ローゼンケーニッヒ】世界中で20年以上遊ばれている2人用陣取り
薔薇戦争がテーマとなっている世界でも人気のボードゲーム『ローゼンケーニッヒ』を紹介。ルールは難しくないが戦略性がしっかり求められる遊びがいがある作品。アートワークや木駒など、デザイン性も魅力的なものとなっている。
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注意事項
忘れがちな点
- 普通のオセロと違って「角」や「端」はない。ボードの外側にもマスがあるとしてタイルを置ける。
エラッタ
- 執筆時点において、特になし。
プレイした感想
個人的な感想のため参考程度に。
実際にプレイしてみて・・・
ルールごとの魅力がある!個人的には、「ひっかけルール」の読み合いが好き!
良かった点
- オセロを知っていれば、ルールを理解するのは簡単。
- 絵柄が可愛いので子供向けの印象を受けるが、大人でも十分に楽しめる。
- 「ワイワイルール」と「ひっかけルール」の2つのルールがあったり、4人でチーム戦ができたりとリプレイ性も高く、飽きずにプレイできる。
気になった点
- 先攻が不利ということで、3点加算されるという絶妙な調整。先行後攻を入れ替えて、複数回遊ぶのが良いだろう。
プレイ時のコツ
- 最初は「ワイワイルール」で感覚を掴み、慣れてきたら「ひっかけルール」で遊ぶことをオススメ。心理戦が楽しめるようになる。
- 「ひっかけルール」では、両面同じタイルの目印となるドロンマーカーが置かれない。記憶力も必要だ。
まとめ
オセロがベースとなっているボードゲーム『ポコン!』を紹介した。
人数やルールによって遊び方を変えられるので、持っておいて損はない作品。
当記事が”君”のボードゲームライフに多少なりとも貢献できたのであれば幸いだ。
最後まで目を通していただき、本当にありがとう。またどこかで会おう!