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【甲虫相撲】舞台は日本!コマを押して敵を土俵から落とせ!

2024-05-03

当記事で紹介するボードゲームはこちら!

『甲虫相撲(カブトスモウ)』

難易度  :
重さ   :
デザイン :
リプレイ性:
言語依存 :
総評   :

※筆者の主観が含まれます。実際に遊ぶことをオススメします。

目次を確認して、気になるところから読もう!

概要

商品情報

タイトル(Title)甲虫相撲(KABTO SUMO)
プレイ人数(Players)2〜4人
プレイ時間(Playing Time)約15〜20分
対象年齢(Age)6歳以上
ゲームデザイン(Designer)Tony Miller
アートワーク(Artist)Kwanchai Moriya
メーカー(Publisher)BoardGameTables, ホビージャパン など
発売日(Release)2022年10月(海外リリースは2021年)
価格(Price)5,500円(税込)
※執筆時点の情報のため変更されている可能性があります。最新情報は公式ページ等をご覧ください。

BGG(BoardGameGeek)

BGGとは、様々なボードゲームのデータが集約されているサイト(英語)だよ!

ランキング(Board Game Rank)1,942位
レート(Geek Rating)6.2
重さ(Weight)1.2 / 5.0
※執筆時点の情報のため変更されている可能性があります。最新情報はBGGをご覧ください。

どのようなゲーム?

ざっくり言うと・・・

特殊能力を持つ甲虫の力士となってバトル!コマを押し込んで相手を土俵から転落させるアクションゲーム

海外産のボードゲームだが、舞台は日本の春。

甲虫の力士の一人となり、土俵の覇権と伝説の力士の殿堂を目指す戦いを繰り広げる。

ゲームの内容はシンプルで土俵上にコマを押し込んで他のコマを落としていくようなイメージ。

アクションゲームだが、プレイヤーごとに固有能力があるため、それぞれの個性を活かして戦略的に勝負することも求められる。

内容物

箱のサイズは横15×縦28cmほど。

『キャット・イン・ザ・ボックス』や『フォレショレ』など、一般的な小箱と比較すると、少し縦長で一回り以上は大きいくらいのサイズ感。

土俵上にいる昆虫たちのイラストが強そうでかっこいい。

コンポーネント

組み立て式の土俵や押し台、モデルとなっている甲虫の特徴を表した木駒など豪華な内容物となっている。

箱には仕切りがあり、土俵や突き押し台を組み立てたまま収納することが可能だ。

コンポーネント一覧

  • 土俵:1個
  • 突き押し台:1個
  • 大ディスク:5枚
  • 中ディスク:15枚
  • 小ディスク:20枚
  • 力士ピース:4個
  • 力士参照トークン:4個
  • 決め技ピース:8個
  • 力士カード:8枚
  • 幕下力士カード:5枚
  • ルールブック:1冊

スリーブ

紙製のカード類は、遊んでいると段々と傷や汚れが蓄積されてしまう。

綺麗に保管して、長く遊べるようにするためにも、スリーブを付けて保護することを強くオススメする。

透明なスリーブであればボードゲームの世界観を崩すこともないし、個人的にはスリーブに入っているカードはかっこよくて好みだ。

ルール

ルールの概要を説明するにあたって、初めにゲームの目的や勝利条件、どのような状態になったらゲームが終了するかを明確化する。

筆者の個人的な考えだが、『目的がわからない』・『終わりが見えない』状態でルールや流れを説明しても、聞いている側はイメージするのが難しい。

ゲームの目的を理解した上で、全体像がイメージできると良いだろう。

詳細はルールブックを参照

正確な情報を記載するようにしていますが、筆者の解釈に誤りがある可能性がありますので、ご了承ください。詳細な情報については、同梱されているルールブック等をご確認ください。

ゲームの目的

ざっくり言うと・・・

手持ちのコマを使い、相手を土俵から押し出すか、相手がコマを使い果たしてしまうことを目指す。

相手が土俵上で動けなくなるように、押し出すか粘るか。

終了条件

ざっくり言うと・・・

ゲームの終了条件は2つ。

  1. 転落!:相手の力士ピースを最初に土俵から落としたプレイヤー(チーム)が勝利。
  2. まいった!:手持ちのコマが無くなりターンを実行できない場合、相手チームの勝利。

3人でプレイするとき、手持ちのコマがなくなった場合は敗北となり、残りの2人でゲームを続けるなど、人数によってルールが変わるので注意してほしい。

アクション

詳細はルールブックを参照

ゲームの準備については触れませんので、同梱されているルールブック等を参照してください。
プレイする人数によって、初期ボードの配置等に違いがあります。

各自のターンでは、終了条件が満たされるまで以下をプレイする。

  • 自分の手持ちのコマを1つ選択して、ボード上にまっすぐ押し込む。土俵の中央に向かって押す必要はないため、角度を変えて押し込むことが可能。
  • 自分の押し込んだコマによって、土俵から落ちたコマは自分の手持ちに加えられる。決め技ピースはサプライに戻す。
  • コマを押し込む前後に、自分の力士の能力を実行することができる。

幕下選択ルール

シンプルなルールで遊びたい場合、力士カードの代わりに幕下カードを使うとよい。

力士カードはそれぞれ固有能力があるが、幕下カードには固有能力がない。

単純な相撲の勝負をしたい、小さな子どもと対戦するときなどに選択するとよいだろう。

ソロプレイ

残念ながら最低プレイ人数は2人からのため、ソロプレイでは遊べない。

注意事項

忘れがちな点

  • 相手の力士を転落させるのと同時に、自分の力士も転落させてしまうと敗北となる。

エラッタ

  • 執筆時点において、特になし。

プレイした感想

個人的な感想のため参考程度に。

実際にプレイしてみて・・・

思った以上に盛り上がる!子供から大人まで楽しめるアクションゲーム!

良かった点

  • 多少の戦略はあるものの、チーム戦ができたり、アクションゲーム要素が強めなので、みんなでワイワイ盛り上がる。
  • 力士ごとに能力と使用するコマが変わるので、リプレイ性が高く、戦略も変わってくるので何度遊んでも面白い。

気になった点

  • コマを均一の力でまっすぐに押すのが案外難しい。押し方次第では、方向が変わったり、土俵のディスクを弾いたりしてしまうので気をつけよう。
  • 土俵や突き押し台が紙製のため、組み立て時やプレイ時に劣化する可能性が高い。厚みがあるので簡単に壊れることはないだろうが、壊れるとゲームができなくなるので注意が必要だ。
  • 場合によっては1ターンで終わってしまうこともあったり・・・

プレイ時のコツ

  • 押し方のコツとしては、2, 3本の指でうまく固定させながら、ゆっくり押し込むのがよい。ただ、ワイワイと楽しむゲームのため、厳密な押し方にはこだわらないこと。

拡張

いくつか拡張は出ているが、残念ながら日本ではどれも未発売。

Kabuto Sumo: Insect All-Stars

新たな能力・コマを持つ力士が8人追加される拡張。

Kabuto Sumo: Total Mayhem

梯子や椅子、棺桶などの様々な形をしたコマが追加され、より乱暴で、より戦略的な要素が加わる拡張。

Kabuto Sumo: Swarm

強力な昆虫やクモ型生物がリーグに加わる拡張。

まとめ

タイトルの通り、甲虫たちが相撲を繰り広げる『甲虫相撲』を紹介した。

10〜20分くらいで遊べる軽量級なので、重量級の合間などにプレイしてみてもいいかもしれない。

世代を問わずに楽しめるオススメ作品。拡張が日本語化されて発売されると個人的に嬉しい。

当記事が”君”のボードゲームライフに多少なりとも貢献できたのであれば幸いだ。

最後まで目を通していただき、本当にありがとう。またどこかで会おう!

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