Pythonにて、例外処理のexcept句を扱っていた際に、以下のようなflake8のエラーを確認しました。
do not use bare 'except' flake8(E722)
実行は可能ですが、赤い波線でコードが怒られているのは流石に気になります。
結論から言うと、明確なエラーの種類を記述していないことが原因でした。
except句では、後ろにエラーの種類を明記することで特定のエラーのときの処理を実現することが可能です。
except ValueError:
以下のような例外処理が書かれたプログラムがあったとします。
数値が入力された場合は問題ないですが、文字列などの他の型が入力された場合は型エラーとなります。
try:
i = int(input("入力した値に100を加算します。"))
print(i + 100)
except:
print("エラーが発生しました。")
今回のflake8のエラーを回避するためには、以下のようにexcept句の後ろにValueError
を追記しましょう。
try:
i = int(input("入力した値に100を加算します。"))
print(i + 100)
except ValueError:
print("エラーが発生しました。")
以上になります。
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