広告 Flutter

flutter doctorで警告「CocoaPods not installed」が表示される

2022-10-30

使用環境:Flutter SDK Version 3.3.6

flutter doctorコマンドを実行すると、環境構築や必要なツールの状況等を確認することができる。

環境構築直後やバージョンアップ等で気づいたらエラーになっていることも。

この記事では、『CocoaPods not installed』という事象に遭遇したので、対処方法を解説していく。

警告・エラー

Flutterの環境構築およびXcodeのインストール後に、flutter doctorコマンドを実行すると以下のような警告・赤字のメッセージが出力される。

2行目に記載があるように、CocoaPodsがインストールされていないことが原因と考えられる。

Xcodeを利用するにあたって必要なツールのため、別途インストールをする必要がある。

[!] Xcode - develop for iOS and macOS (Xcode 14.0.1)
    ✗ CocoaPods not installed.
        CocoaPods is used to retrieve the iOS and macOS platform side's plugin code that responds to your plugin usage on the Dart side.
        Without CocoaPods, plugins will not work on iOS or macOS.
        For more info, see https://flutter.dev/platform-plugins
      To install see https://guides.cocoapods.org/using/getting-started.html#installation for instructions.

対処方法

macOSのパッケージマネージャーとして有名な『Homebrew』を使用して、エラーの原因であるCocoaPodsをインストールする。

Homebrewのインストールが未対応の場合は、以下の記事を参考にインストールしていただきたい。


以下のbrewコマンドを実行する。

brew install cocoapods

インストール後、警告が解消されていることを確認できるはずだ。

Doctor summary (to see all details, run flutter doctor -v):
[✓] Flutter (Channel stable, 3.3.6, on macOS 12.6 21G115 darwin-arm, locale ja-JP)
[✓] Xcode - develop for iOS and macOS (Xcode 14.0.1)

まとめ

以上、Flutterで遭遇した問題について解説をした。

近年、アプリ開発ではFlutterが主流になりつつある。

クロスプラットフォーム開発技術やドキュメントの豊富さが人気の理由と言えるだろう。

他にもFlutterに関する記事を公開しているので、是非合わせてご覧いただきたい。

この記事が少しでも参考になると幸いだ。

最後まで目を通していただき、ありがとうございました。

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