Celery で"SecurityWarning"の警告メッセージを改善する

Celery（セロリ）とは、Pythonでよく利用される分散タスクキューツールです。

非同期タスクを実行するためのフレームワークとして注目されています。

このceleryを使用して dockerからworkerコンテナーを起動した際に、

docker-compose logs 等でログを確認すると以下のような警告メッセージが表示される場合があります。

/usr/local/lib/python3.8/site-packages/celery/platforms.py:840: SecurityWarning: You're running the worker with superuser privileges: this is absolutely not recommended!
Please specify a different user using the --uid option.

User information: uid=0 euid=0 gid=0 egid=0

エラーではないので動作はしますが、改善することをおすすめします。

これは、rootユーザーで実行していることが原因で警告が出ています。

解決策としては、celery --app や celery -A コマンドにてworkerを起動する際に、

オプションとして --uid=nobody --gid=nogroup を付けるようにしましょう。

--uidオプション、--gidオプションを追加することで警告が表示されなくなります。