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【Ptolemy】デザイン良しの2人用!ゲムマ2023春の戦利品

2023-09-19

当記事で紹介するボードゲームはこちら!

『Ptolemy』

難易度  :
重さ   :
デザイン :
リプレイ性:
言語依存 :
総評   :

※筆者の主観が含まれます。実際に遊ぶことをオススメします。

目次を確認して、気になるところから読もう!

概要

商品情報

タイトル(Title)Ptolemy(プトレミー)
プレイ人数(Players)2人
プレイ時間(Playing Time)約30分
対象年齢(Age)10歳以上
ゲームデザイン(Designer)Geonil
アートワーク(Artist)BIJOU
メーカー(Publisher)KTDA(Korea Tabletop game Designer Association)
発売日(Release)2023年5月
価格(Price)2,000円(税込)
※執筆時点の情報のため変更されている可能性があります。最新情報は公式サイト等をご覧ください。

BGG(BoardGameGeek)

BGGとは、様々なボードゲームのデータが集約されているサイト(英語)だよ!

ランキング(Board Game Rank)データなし
レート(Geek Rating)データなし
重さ(Weight)データなし
※執筆時点の情報のため変更されている可能性があります。最新情報はBGGをご覧ください。

どのようなゲーム?

ざっくり言うと・・・

天文学者同士の論争がテーマとなっている2人用クライミングゲーム。

作品名は天動説を完成させた天文学者「プトレマイオス」が由来だと思われる。

使用するカードやトークンには水星、金星、火星、木星、土星、Eclipseが存在し、きれいなアートワークによってデザインされているのが魅力的。

見た目がよかったので、思わずゲームマーケットで購入してしまった。

相手が直前にプレイしたカードの強さよりも同等以上のカードをプレイするクライミング(Ladder Climbing)というメカニクスが採用されている。トランプの大富豪のようなイメージだ。

内容物

ベースは暗めの色合いで、ゲームに登場する惑星が描かれており、イラストは文句なし。

箱のサイズは大体横8.5×縦12cmほどで、『アクアガーデン』の拡張や『ムーンリープ』と比較すると一回り小さいくらいのサイズ感。

コンポーネント

小箱なのでコンポーネントはシンプルな構成。

コンポーネント一覧

  • ボード:1枚
  • 惑星トークン:6個
  • 惑星カード:25枚
  • サマリーカード:2枚

箱の中身は写真のようになっており、スリーブを付けてもコンポーネントはきれいに収まる。縦置きしても全く問題ないだろう。

スリーブ

紙製のカード類は、遊んでいると段々と傷や汚れが蓄積されてしまう。

綺麗に保管して、長く遊べるようにするためにも、スリーブを付けて保護することを強くオススメする。

透明なスリーブであればボードゲームの世界観を崩すこともないし、個人的にはスリーブに入っているカードはかっこよくて好みだ。

カードが薄く、すぐに折れてしまいそうな質感のため、スリーブがあるといくらか安心できるだろう。

ルール

ルールの概要を説明するにあたって、初めにゲームの目的や勝利条件、どのような状態になったらゲームが終了するかを明確化する。

筆者の個人的な考えだが、『目的がわからない』・『終わりが見えない』状態でルールや流れを説明しても、聞いている側はイメージするのが難しい。

ゲームの目的を理解した上で、全体像がイメージできると良いだろう。

詳細はルールブックを参照

正確な情報を記載するようにしていますが、筆者の解釈に誤りがある可能性がありますので、ご了承ください。詳細な情報については、同梱されているルールブック等をご確認ください。

ゲームの目的・勝利条件

ざっくり言うと・・・

相手より先にすべてのカードを使い切ること。

順番にカードを出していき、プレイできない・したくない場合はパスをする。

先にすべての手札を使い切ると1ラウンド制したことになる。

終了条件

ざっくり言うと・・・

ゲームは2ラウンド先取で、手札がなくなると勝利となり1ラウンドが終了。

最短で2ラウンド、最長でも3ラウンドで勝敗が決定する。

全体の流れ

詳細はルールブックを参照

公式ページのルールから抜粋しています。日本語の他に英語と韓国語に対応しています。

1. カードをプレイ

手札からカードを1枚プレイして、惑星トークンを移動させる。

最初のカードがプレイされ、誰かがパスを宣言するまでのフェーズを「リレー」と表現する。

プレイしたカードの惑星の種類と数字に応じて、ボード上の惑星トークンが時計回りに移動する仕組みだ。

  • 惑星トークンがボード上にない場合、左下のマス(昼の領域の1マス目)を1マス目として開始する。
  • 移動するマスに他の惑星がある場合、飛び越えながら移動する。つまり、埋まっているマスは進む数にカウントされない。
  • 直前に相手が出したカードと価値が同じか、より高いカードをプレイしなければならない。カードの価値とは、カードをプレイした後に惑星トークンが位置するマスの数字を意味する。
  • リレー中に同じ惑星のカードをプレイすることはできない。つまり、既に火星のカードがプレイされているリレー中に再度火星のカードをプレイすることはできない。
  • 「E」と書かれたEclipseカードを使用すると、プレイした惑星トークンとEclipseトークンの位置を変える。直前に相手が出したカードの価値以上という条件は同様に適用される。

どちらかのプレイヤーがパスをするまで交互にプレイする。

2. パス

カードをプレイできない、したくない場合はパスを宣言する。その場合、現在のリレーが終了する。

パスをしなかったプレイヤーからカードをプレイして、新たにリレーを開始する。

3. ラウンド終了

どちらかのプレイヤーの手札がなくなるとラウンドが終了。手札をすべて使いきったプレイヤーはそのラウンドの勝者となる。

上級用ルール

元々、上級用のルールはなかったと思うが、いつの間にか追加されていた。

追加要素は大きく分けると3つある。詳細はルールブックを確認していただきたい。

  1. セットアップに変更あり。
  2. 基本ルールでは現在のラウンド使用された惑星と同じ惑星カードは使用できなかったのに対して、上級用ルールでは既に使用された惑星と同じ惑星カードを使用することができる。同じ惑星のカードを出す場合、価値が同じか、より低い必要がある。また、同じ惑星のカードが出た以降は同じ惑星のカードのみを出す必要がある。
  3. パスをした場合、山札からカードを1枚引く。リレー時にパスをした場合、リレーは終了となり、山札からカードを2枚引く。

ソロプレイ

残念ながら2人専用ゲームのため、ソロプレイでは遊べない。

系統は異なるが、2人用のボードゲームでは『ローゼンケーニッヒ』も非常にオススメだ。

おすすめ!
【ローゼンケーニッヒ】世界中で20年以上遊ばれている2人用陣取り

薔薇戦争がテーマとなっている世界でも人気のボードゲーム『ローゼンケーニッヒ』を紹介。ルールは難しくないが戦略性がしっかり求められる遊びがいがある作品。アートワークや木駒など、デザイン性も魅力的なものとなっている。

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注意事項

忘れがちな点

  • Eclipseカードは惑星トークンがボード上にあるときのみ使用可能。

エラッタ

  • 執筆時点において、特になし。

プレイした感想

個人的な感想のため参考程度に。

実際にプレイしてみて・・・

相手の手札や惑星の位置を考慮することが勝利の秘訣。

良かった点

  • 箱やカードの見た目が魅力。惑星のイラストが個人的に好み。
  • 惑星によってカードの数字が異なるので、カードの内訳サマリーがあってよかった。自分の手札、両者のプレイ済みカードから残りの相手のカードを推測する際に活用できる。
  • 思った以上に戦略性を求められるので楽しくプレイができた。カードを使用するタイミングや各惑星の位置を考えながらプレイする必要がある。

気になった点

  • カードが薄い(柔らかい)のでスリーブは必須。

プレイ時のコツ

  • 相手の手札に何が残っているか考えるとプレイがしやすい。ただ、ゲーム中に使用しないカードもあるため、相手の手札を完全に推測できない。
  • Eclipseの位置を気にする必要がある。Eclipseが強い位置にないと条件的に使えないので、タイミングが重要。

まとめ

2023年春のゲムマで購入した小箱作品の一つ『Ptolemy』を紹介した。

韓国人のブースだったが、流暢な日本語で丁寧に解説もしてもらい感謝しかない。

気になる方は次回のゲームマーケット等でも販売されるかもしれないのでチェックしてみてほしい。

当記事が”君”のボードゲームライフに多少なりとも貢献できたのであれば幸いだ。

最後まで目を通していただき、本当にありがとう。またどこかで会おう!

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