elastic社が開発・提供する『Kibana(キバナ)』には開発ツールというコンソール画面がある。
このコンソール画面からインデックスを作成、参照、更新、削除等の操作をすることが可能だ。
この記事では、よく使用するインデックス一覧の取得方法をわかりやすく解説している。
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開発ツールへのアクセス方法
Kibanaにアクセス後、左上のメニューボタンを押下してメニューを開く。
メニューの下部にある [Management] > [開発ツール] を選択することで画面に遷移する。
遷移後はコンソールタブが選択された画面となっているので、画面左側からコマンドを入力して実行することが可能。
出力結果は右側に表示される。
インデックス一覧表示
以下のコマンドをコンソールから実行することで、保存されているインデックス一覧を表示することが可能。
GET _cat/indices?v
以下のように、保存されているインデックス名、ステータス、ドキュメント数、サイズなどが参照できる。
green open .geoip_databases W7Z36A4tRL2jVlA-mQJGxg 1 0 41 0 38.9mb 38.9mb
green open .kibana_7.17.0_001 iUjlJrthRfepjhb11MGqBw 1 0 37 10 4.7mb 4.7mb
green open .apm-custom-link 1TQCgcW-ShWhyeXHzlt9sg 1 0 0 0 226b 226b
green open .apm-agent-configuration c6QLD_Y2Q_28Skhp10BMRw 1 0 0 0 226b 226b
green open .kibana_task_manager_7.17.0_001 3B-F595dSpeACrIeLzbWIQ 1 0 17 19196 2.3mb 2.3mb
green open .tasks 8mM4vryGQaygAYeaeRpbCQ 1 0 2 0 13.8kb 13.8kb
また、各列が何を指しているのか列名も合わせて取得したい場合は以下のコマンドを実行する。
GET _cat/indices?v
1行目に列名が付いたのが確認できるはずだ。
health status index uuid pri rep docs.count docs.deleted store.size pri.store.size
green open .geoip_databases W7Z36A4tRL2jVlA-mQJGxg 1 0 41 0 38.9mb 38.9mb
green open .kibana_7.17.0_001 iUjlJrthRfepjhb11MGqBw 1 0 37 10 4.7mb 4.7mb
green open .apm-custom-link 1TQCgcW-ShWhyeXHzlt9sg 1 0 0 0 226b 226b
green open .apm-agent-configuration c6QLD_Y2Q_28Skhp10BMRw 1 0 0 0 226b 226b
green open .kibana_task_manager_7.17.0_001 3B-F595dSpeACrIeLzbWIQ 1 0 17 19196 2.3mb 2.3mb
green open .tasks 8mM4vryGQaygAYeaeRpbCQ 1 0 2 0 13.8kb 13.8kb
まとめ
以上、開発ツール画面の表示、インデックス一覧の取得方法について紹介した。
開発ツールの画面ではデータを参照する以外にも多くの操作をすることができる。
データベースのSQLとは少し異なるが、同様なCRUD処理が可能なため、有効活用できるとよい。
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この記事が少しでも参考になると幸いだ。
最後まで目を通していただき、ありがとうございました。